お部屋の見学

引越しをする時、まずは間取り図と立地を見て、その後実際にお部屋を見に行く事になります。間取り図だけ見て即決するツワモノはなかなかいないでしょうが、ところが中には遠隔地からの引越しであるなどの理由で見学なしで契約をしたい人もたまにはいるそうです。

しかし、たとえ引越し先が飛行機の距離でも何とか都合をつけてお部屋を見に行きたいものです。そうでなければ友達や親類、転勤の場合は転勤先の会社の人などにお願いして見に行ってもらったほうがいいでしょう。間取り図ではおおよそのお部屋の大きさは分かりますが、天井の高さや実際の部屋の感じはどうしてもつかめません。

一度、妹の部屋探しに付き合って物件を何件か一緒に見学した事があります。その中に1Kの屋根裏部屋のような物件があったのですが、間取り図を見た限りでは良さそうだったのに、実際に見学したところ、予想外の問題に遭遇しました。

台所の壁が屋根の傾斜にあわせて斜めになっていました。こうなると困るのは台所に付き物の冷蔵庫の置き場です。冷蔵庫は普通壁にくっつけておく物ですが、この台所は壁が90度でないため冷蔵庫を壁につけて置くことができません。冷蔵庫の高さから考えるとどうしても台所のど真ん中に設置するか、台所の外に設置するかしかなかったのですが、狭い台所だったのでどう考えてもど真ん中に設置するのは無理がありました。しかし外に置くと料理する際とても不便です。

もちろんこの部屋は借りませんでした。間取り図はあくまでも上から見た平面図なので立体的な部屋の状態はまるで分からないものだ、と勉強になりました。

この屋根裏部屋物件以外にも実際に見学してみると水周りがかび臭かったり、洗濯機置き場がおかしなところにあったり、立地がいまいちだったり、という物件が沢山ありました。見学してはがっかりし、見学してはがっかりし、を繰り返していた妹ですが、気に入って借りた物件はなんと担当者の方がイチオシだったものの間取り図を見た時即座に却下した物件でした。あまりにも担当の方が押すのでついでに見てみたら、思っていたよりもずっといい部屋で気に入って借りたのです。

やはり間取り図だけでは分からない事ばかりだ、と思いました。

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